HONEY HOUSE ハニーハウス~美しいデザインと空気質改善でつづる空間~

安心して住める住宅と心を豊かにしてくれるエレガントでセンスのある暮らし…妥協して暮らす空間と決別して新しい人生を踏み出すお手伝い

〒060-0013

札幌市中央区北13条西16丁目1-19

 

建築デザイナー     土岐敏央

ハウスコンシェルジュ 土岐ゆう子

TEL 011-707-0329

FAX 011-707-9823

mail honeyhouse@watch.ocn.ne.jp

老舗の和ふれんちLavieのレストア物語

札幌市内の美しい景色を展望する高台にある高級住宅街。

 

地元、そして有名スポーツ選手などに愛された老舗の高級すし店。

 

先代のお父様から厳しい修行を受けた現オーナーがフレンチを取り入れた懐石料理を提供するバルとしてオープンしたのが2年前。

 

そんな老舗の流れを汲むレストランをご縁があってリノヴェーションすることに。

寿司店だった頃の雰囲気がある店内、特にカウンターは和の雰囲気が色濃く残っていました。

もっと雰囲気のあるレストランにしたい!

 

リノヴェーション前のインテリアもそれなりにヨーロピアンな雰囲気になってはいましたが、オーナー様の繊細な願いに応えるべくプランニングはスタートしました。

基本的なレイアウトや配置などを変更することが出来ない部分を、立体感・色彩・素材感のバランスで明るく、広く魅せるデザインにしました。

 

レストランにとって重要な夜景を効果的に見せるための工夫を盛り込みました。

 

Beforeの画像で付いていたレースは近隣の視線が気にならないように遮るために付けられていたのですが、客席で料理を楽しむお客さまにとって視線が全く気にならず、窓ガラスの部分が多いことによって多重的に雰囲気を楽しめる仕掛けもしております。

寿司店の雰囲気が強く残っていたカウンターは、色調とデザインの明確化によってカウンター内部にも奥行き感を持たせて、繊細な料理を楽しめるように設計しました。

ヨーロッパ、フランスの空気感をオーナー様や訪れるお客様に肌で感じてもらう為に設計から完成まで最後まで最善の方向性に向けて考えました。

 

リノヴェーション前のインテリアをゼロに戻して再構築(リノヴェーション)を。

同じ広さのレストラン内を立体的に魅せるために、カウンターの壁を印象付けるようにデザインしました。

基本的なレイアウトや配置などを変更することが出来ない部分を、立体感・色彩・素材感のバランスで明るく、広く魅せるデザインにしました。

 

レストランにとって重要な夜景を効果的に見せるための工夫を盛り込みました。

 

客席で料理を楽しむお客さまにとって視線が全く気にならず、窓ガラスへの美しい店内が映りこむことによって多重的に雰囲気を楽しめる仕掛けもしております。

カウンター内の壁にはWilliam Morrisの作品『Bird & Pommegranate(鳥とざくろ)1926年』を絵画調にコーディネイト。

奥の和室と連続していた長い廊下が空間を間延びさせていました。

 

ホールを区切り、和の空間とテーマを明確に分けることでコンセプトをはっきりとさせました。

 

その効果で下の画像の様な立体的な空間に生まれ変わります。

スペース分けによってコンパクトになった店内を、モールディングと天窓の細部を立体化することで広々とした印象の空間に生まれ変わりました。

エミール・ガレ・デザインのボトルとグラスも美しくコーディネイトして引き立てます。

五感を刺激する美活空間の創造によって、素材が生き生きと生まれ変わります。

光と色、そして素材のマリアージュによって建築的’印象派’空間の創造は無限大に広がります。
一級品の素材を伝統的に受け継がれた技によって新たなる美食体験が生まれます。

ミネラルウォーターのような空気感を創造する為の秘密のアイディアが盛り込まれています。

フレンチ・ブルーを印象付けた美しい空間は美食をより一層引き立てます。

美術都市パリの空気感をシンプルなデザインで表現。

心のイメージの中のパリ。

かけがえのない濃密な時間とリアルな空気感。訪れる人々の期待と憧れを豊かに受け入れてくれる空間を創造することを目指しました。

和の空間を雅な美食との饗宴席へ

和ふれんちLavieにはコンセプトの違う豪華絢爛な和の空間が存在します。

ふすまにはWilliam Morrisの1876年の作品『Honeysuckle&Tulip』を採用。モリス自身による力強いパターンで時空の永続性を感じさせるデザインです。

時の明治時代の日本の芸術・工芸品に多大なる影響を与えた作品で、凛とした純和風の室内盛りたててくれます。

基本的には壁紙等の張替がメインですが、和の持つ魅力をより鮮明に表現しました。

HONEY HOUSE土岐ゆう子デザインのウィリアム・モリスの生地で作ったワンピースと共に。

一の床の間にウィリアム・モリスの弟子ジョン・ヘンリー・ダールよる1898年の作品『Artichoke』を用いました。周りの壁紙に赤と青を配した空間によって、アヴァンギャルドなデザインを強調させています。

布袋様の床の間にはウィリアム・モリスの1877年の作品『Chrysanthumum(菊)』を使用。

 

この「菊」はギリシャ人の富豪アレクサンドス・イオシスの依頼によってロンドン郊外のホーランド・パーク近隣の邸宅の為にデザインしました。

 

ホーランド・パークには英国在住日本人協会が寄贈した庭園「Kyoto Garden京都庭園」があり池の鯉、石庭、小滝、銀杏の木など、純和風な空間が地元セレブの好評を得ています。

 

モリスは日本の伝統芸術からも影響を受けており、この「菊」からも強く感じることが出来ます。

シンプルだった和室を色彩のコーディネイトによって全く違う和の空間にデザインしました。